外気温による バッテリーパフォーマンス 低下について

外気温が15度を下回ってくれば、どんなバッテリーセルでも バッテリーパフォーマンス は悪くなる一方です。

外気温が0℃をを下回るような状況であれば尚更で、DJI INSPIRE 2 のバッテリーは予め温めておかないと正しいパフォーマンスを発揮しません。

秋月電子のシートヒーターがディスコンになって、アルミのフィルムヒーターとか車のシートヒーターとか色々試していましたが、サイズ、温度、タイマー付などの条件で、ほぼ満足なものを発見。サイズはドンピシャ、最高温度も適切、30min刻みで120minMAXなTimerもありがたい上に3,000円とお安い。

シートヒーターバッテリーを収納した様子ヒーター タイマー

※ Pelican 1535 Air と、トラックパックを使用した新しいバッテリーケースはこちらから

ちなみにDroneの世界では、航空局にフライトログを定期的に提出しなければいけないのでログ管理をします。

大昔は手作業で記録していましたが、現在はDJIのAppから吐き出されるバイナリのフライトログを「airdata.com」というクラウドサービスで自動解析することで、様々な角度からデータを見ることが出来て、その一部には機体の状態やバッテリーの個体別のコンディションも閲覧できたりします。

製造番号と固有の識別ネームを紐づけてQRコードで管理すれば、どのバッテリーがどのくらいのコンディションなのかスマホで見れるので管理がしやすく、偏って使ってないかとか、過去ログから急激な電圧降下とかないかとか把握できてとても便利です。

Total Air Timeを比べると、015と016を突出して使っていることが分かるので、このナンバーは暫く使わないようにすれば、平均的に使用できるようになります。

バッテリーコンディション

残念ながら、管理できるバッテリー数に制限が無いのはエンタープライズ版だけなので、コストはそこそこかかりますが、僕的には必須。